PTコンセプトは添えるだけ

ポケモンが好き

SV S10最終1966 受け偽装構築(405位)

お疲れ様です。

もやしきのこです。

第9世代シーズン10お疲れ様でした。

今回は目標としていたレート2000には届きませんでしたが、使用した構築をまとめて行きたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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【結果】

 

TNクソマッシュ 最高1999最終1966 405位

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TN Crying Skull 最高1970くらい最終1909 903位

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【PTコンセプト】

 

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受け構築(受けループ)の偽装。

具体的には選出圧力の高い受けポケモンを並べて相手の崩し性能の高いポケモンの選出を強要する。具体的には炎オーガポンやサーフゴー等。

対してこちらは対面的な選出をすることで一方的に殴り合いの試合展開を押し付ける。

崩し性能の高いポケモンは対面性能が特段優れているポケモンではない場合が多いため殴り合いであればこちらが有利になると考えました。

 

ちなみにレンタルパーティーはしばらく公開しておくので、環境は変わりましたがもし興味のある方は是非使ってみてください。

 

 

【構築経緯】

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最近の受けループの構築を眺めていると、ポイズンヒールキノガッサやゴツメカイリューが採用されている構築が散見されたため、この2匹を対面的に動かすことでPTコンセプトの実現が可能ではないかと考えました。

とりあえずで思いついた型の襷キノガッサとAS電気テラス竜舞カイリューで回したところ、やはりサーフゴーが重いことが最大の難点でした。

そのため、とりあえず受けループという見た目は無視してスカーフイーユイを採用したところ、かなり使用感が良かったため以上の3匹を基本選出として取り巻きを考えました。

と言っても受けループに見せる都合上メンツは既に決まっており、迷いなくドヒドラッシャラッキーの3匹を採用。この3匹については基本選出であるガッサイーユイカイリューの穴を埋められるように育成しました。

実際のところ基本選出で重いポケモンは「キョジオーン」「イダイトウ」「コノヨザル」だったので、キョジオーンはドヒドイデ、イダイトウはラッキー、コノヨザルはヘイラッシャで最低限相手できるようになっています。

 

 

【個体紹介】

 

1.キノガッサ

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テラスタイプ ゴースト

持ち物 気合いの襷

特性 テクニシャン

性格 意地っ張り

努力値 AS252 B4

実数値 135-200-100-×-80-122

技構成 きのこの胞子/タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ

 

構築の核。

このポケモンが通るか通らないかで勝敗が分かれると言っても過言ではありません。

相手視点ではドヒドラッシャラッキーと並んでいるため、ポイズンヒールキノガッサを警戒したプレイングをしてもらうことでアドバンテージを稼ぐことを狙います。具体的には変化技読みの身代わりや挑発ですが、これをやってもらった場合は簡単に相手構築を半壊させることができます。

そのためにも初手の行動ではよっぽど胞子の一環ができていない限り対面の相手に通る攻撃技を選択します。

もちろん例外もあり、特に決めていたのは初手にカバルドンやディンルー等の低速ステロ撒きが投げられた上で、後発の胞子耐性があるポケモンがオーガポンだけの場合は岩石封じを打ちます。するとオーガポンが吸い寄せられて岩石封じで7割程削れてマッハパンチ圏内に入ります。

技構成としては特に語ることのないものですが、サーフゴーが重いと前述した割には地ならし等の有効打を採用していません。これは基本選出の片割れであるイーユイがサーフゴーに滅法強く、明確な引き先として機能しているためキノガッサでサーフゴーに無理やり勝つ必要がないと判断したためです。地ならしを採用したからと言って、いちいち有利対面でサーフゴー読みの行動をすることはなんだか馬鹿馬鹿しいですし、相手も相手でサーフゴーイーユイ対面を作りたがらないことが多く素直に安定行動をした方が圧倒的に勝率を高くすることができたと思います。

構築の初期の案では陽気最速で採用していましたが、全くと言って良い程活きなかったため素直に意地ASの採用です。

キノガッサというポケモンに対して本当に知識がなく、使い始めの100戦くらいまでは王冠を使い忘れてA0個体で使用していましたが全く違和感がありませんでした。使用者が馬鹿すぎるという話はさておき、それほどに強いポケモンであると感じました。

テラスタイプは全く切るつもりがありませんでしたが、神速の一貫を切る意味でゴーストを選択しています。

 

 

2.イーユイ

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テラスタイプ 岩 

持ち物 こだわりスカーフ

特性 災いの珠

性格 控えめ

努力値 CS252 H4

実数値 131-76-100-205-140-152

技構成 火炎放射/オーバーヒート/悪の波動/テラバースト

 

前述した通りのサーフゴー対策です。

もちろん他にもたくさん役割があり、キノガッサカイリューで突破する事ができない物理受けポケモンに対するゴリ押しや単純なスイーパーとしても十分機能してくれます。

技構成は火力重視で噴煙ではなく火炎放射。最大打点のオーバーヒート。安定打点の悪の波動で完結しています。テラバーストは後述するカイリューでほぼ必ずテラスタルを切るためほとんど打ちません。しかし、基本選出を歪ませてカイリューを選出しない場合は炎オーガポンをワンパンする手段として打ちたい場面があったため採用しています。

耐久に振りたい場面が多々ありましたが、火力も素早さもカツカツなため控えめCSブッパになっています。

 

 

3.カイリュー

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テラスタイプ 電気

持ち物 厚底ブーツ

特性 マルチスケイル

性格 陽気

努力値 AS252 H4

実数値 167-186-115-×-120-145

技構成 テラバースト/アイススピナー/竜の舞/羽休め

 

電磁波対策兼積みアタッカーです。

環境のそこらじゅうから電磁波が飛んでくるためそれを咎めながら起点にできるため電気テラス。

耐久に振りたい面も少しありましたが、環境のカイリューに早い鉢巻も何度か散見されたためミラー意識しつつ最速ドラパルトまで抜ける陽気ASです。

初手からかなり押せ押せの試合展開になるため、ステルスロックを撒かれる機会が多いわけではありませんが、実際撒かれると基本選出の3匹にぶっ刺さってそれだけで半壊してしまうため厚底ブーツを持たせています。

AS個体の羽休めは耐久振り個体の羽休めよりも価値が低く、これによって複数回竜舞を積めるようになる機会は少ないです。しかし、こちらが電気テラスを見せた後だとアイススピナー持ちであることを警戒されやすくなる為、相手のテラスジャンケンの中間択としての役割が大きかったです。

前述したガッサイーユイの並びがかなり強く、その2匹だけで試合が終わる場合も多かったですが、裏でこいつがマルスケを温めている安心感は半端なかったです。

 

 

4.ラッキー

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テラスタイプ 地面

持ち物 進化の輝石

特性 自然回復

性格 図太い

努力値 HB252 D4

実数値 357-25-62-55-126-63

技構成 10万ボルト/まるくなる/ステルスロック/卵産み

 

前述した通り雄イダイトウを強く意識した調整です。

具体的な数字は忘れましたが、ステルスロックを踏んだ後に下から卵産みを連打することでA特化雄イダイトウのウェーブタックルを4回を超高乱数で耐えることができるようになります。このラッキーに対するウェーブタックルの反動は58で、無振り雄イダイトウのH実数値は195です。そのためウェーブタックルを4回打たせれば反動ダメージで倒すことができるようになるという算段です。

そこに加えて、イダイトウ側が身代わりなどの中間択をとった場合はHP満タンからまるくなるを使用することでウェーブタックル→B+1ウェーブタックルを耐えることができるようになります。

またステルスロックは後述するヘイラッシャが欠伸を持っているため、攻守共に相性が良くなりました。

ウェポンについてはなんでもよかったのですが、イダイトウを含めてテツノツツミにも通る10万ボルトを採用していました。ここの枠は地球投げやシャドーボールでも良かったのですが、個人的には電磁波や歌うが欲しいという場面もあったため、ノーウェポンも検討すべきだったと反省点があります。

 

 

5.ヘイラッシャ

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 食べ残し

特性 天然

性格 腕白

努力値 HB252  S4

実数値 257-120-183-×-85-56

技構成 ウェーブタックル/地割れ/欠伸/守る

 

前述した通りコノヨザル対策の枠です。

コノヨザルを対策する上で必須だと考えるのが地割れと天然と残飯とHBという要素だと考え、それ以外を他のメンバーとの補完も考えた結果眠るは必要ないという判断に至りました。

結果的に対面構築によく入っていそうな構成になり、かなり使いやすいものになってくれました。

ラッキーと一緒に選出することでステルスロックからの欠伸展開が可能になり、裏に選出するであろうカイリューやイーユイが通しやすくなりました。

 

 

6.ドヒドイデ

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 隠密マント

特性 柔軟

性格 意地っ張り

努力値 H252 A228 S28

実数値 157-123-172-×-162-59

技構成 アクアブレイク/纏わりつく/蓄える/自己再生

 

キョジオーンが入っている構築に対してキョジオーンを起点に裏のポケモンまで破壊してもらう枠です。

具体的な動きとしてはキョジオーンがステロや塩漬けを打ってくるであろうターンに纏わりつくでキャッチします。拘束ターンが4or5なのでその間に蓄えるを積みます。

キョジオーン自体は環境にあるほとんどが塩漬けワンウェポンであると見切りをつけていたので自己再生のPP切れかTODで勝つことができます。

キョジオーンが引いてくる場合はA特化アクアブレイクで蓄えるのBD上昇を盾に殴りまくります。これが意外と火力が出るもので、無振りサーフゴーを96.7%の乱数3発にまで押し込むことができます。

ただこのドヒドイデの上をとっているみがまもキョジオーンに対しては数的有利を取らなければTODで負けてしまうため注意が必要です。AかHを削ってもう少しSを伸ばしたほうが良かったことは反省点です。

サイクルする気が全くないポケモンなので再生力が必要ないと判断し、サーフゴーやハバタクカミから電磁波を受けて痺れワンチャンを狙われる事が不快だったため特性は柔軟です。これで拾った試合は5回ほどあり、再生力が必要で負けた試合はひとつも無かった為、これで正解だったと確信しています。

地割れキョジオーンには一回も当たりませんでした。

 

 

【選出パターン】

 

キノガッサ+イーユイ+カイリュー

 

ほぼすべての試合がこの選出で、すべてキノガッサを先発で投げます。

択次第でほぼすべての構築に勝ち筋を見つけることができ、使いこなしていくことでそれなりの勝率を収めることができたと感じます。

キョジオーン、コノヨザル、イダイトウが相手の構築にいる時だけそれぞれに対応する対策枠を入れ替えますが、ほとんどの場合はカイリューを入れ替えて選出していました。

 

②ラッキー+ヘイラッシャ+カイリューorイーユイ

 

コノヨザルとイダイトウが同居している構築に対して刺さりやすい選出です。

他にも、再戦時にはなるべくこれを出して最低限型バレによる負けは避けることもありました。

 

 

【まとめ】

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社会人になってから3年半。

ようやくまともな成績が出せそうと思ったところでギリギリ目標のレート2000に届かず本当に悔しいです。

来期こそはレート2000を目指します。

 

戦績を見返していて感じたこととしては、自分はいつも連勝と連敗を繰り返しているタイプで、これはメンタル的なところがかなりあると思っています。

一回負けてしまうと焦ってしまい、技選択も深く考えずに即決してしまうことはかなり致命的な癖です。

なので、その日の一戦目を始める前と負けた後は2分間の瞑想をして、メンタルをリセットしてから対戦に向かうことを心掛けたいところです。

ポケモンはメンタルゲーです。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までよろしくお願いします。