お疲れ様です。
もやしきのこです。
今回は環境考察をしていたら降ってきた弱点保険水ウーラオスの調整をまとめていきます。
よろしくお願いします。
【調整案】
テラスタイプ 水 鋼 毒
持ち物 弱点保険
特性 不可視の拳
性格 腕白
努力値 H252 A4 B236 D4 S12
実数値 207-151-165-×-81-119
選択肢-ビルドアップ/剣の舞/アイススピナー等
【調整意図】
A-端数
B-11n
HB-A特化パオジアンの珠抜群テラバーストを87.5%で耐え。
D-端数
HD-補正なしテツノツツミのフリーズドライ確定耐え。
役割対象は環境最強のパオジアンです。
S8での上位構築記事を眺めていると、水ウーラオスでパオジアンを対策している人が多くいると感じました。
具体的な対策方法としては、抜群テラバを耐える鉢巻か、スカーフで上から殴るというものが多いです。
しかし、この対策にはふたつ欠陥があります。
ひとつはパオジアン側の襷を考慮すると水流連打を打たなければならず、これは現状でも一定数存在して、個人的には今後増えるであろうと予想している草テラスに一方的に負けてしまうこと。
もうひとつは、Aに努力値を振る程度の耐久調整をしても、火力アップアイテムを持ったパオジアンに抜群テラバーストで破壊されてしまうことです。
正直、火力アップアイテム(特に命の珠)を持ったパオジアンも今後また増えると個人的には考えているため、現状存在するスカーフ以外の水ウーラオスはパオジアン対策として機能しづらい気がします。
そこで、テラスを切らずにパオジアンにある程度安定して勝つことができるのがこのウーラオスです。
実際にパオジアンと対面した際は水流連打ではなくドレインパンチから入ります。
パオジアン側は草電気等のテラバーストがあるならばテラスタルを切ってウーラオスのワンパンを目指してくることが考えられます。
その結果、抜群テラバーストをウーラオス側が耐え、弱点保険が発動。
返しのドレインパンチで無振りパオジアンに等倍でも81.9%から入るため、次のアクアジェットで草テラスでも持っていくことができます。
ドレインパンチの回復が入るため、不意打ちや氷の礫に怯える心配もありません。
ただし、これでも勝てないパオジアンの型がいくつかあり、フェアリーテラバ型・耐久振り草テラス型・鉢巻テラバ型の型には対面で勝つことができません。
もしこのウーラオスを使用する場合はこれらの型に当たらないように願うか、裏のポケモンで殴り負けても処理が追いつくように立ち回る必要があります。
選択枠のウェポンについては基本的にビルドアップがおすすめです。
ドレパンの回復を含めての対面性能がかなり高いです。
アイススピナーは構築単位でカイリューが重いときに選択肢に含まれますが、鉢巻飛行テラバーストを耐えるわけでもないので、そもそもカイリューの前に突っ込むことをこの型は想定していません。
テラスタイプは個人的に水技の威力を上げて格闘を消せる水テラスですが、鋼か毒で対ハバタクカミ性能を上げることも選択肢です。
ちなみに補正なしハバタクカミからの半減ムーンフォースと等倍シャドボは確定で耐えます。
そしてその場合、剣の舞の採用価値が上がるため試してみるといいかもしれません。
自分はまだそれを試していませんが逆にそれをしない理由は今のところ見つかりません。
Sは無振り同族意識の12振りです。
使用感としては元の性能が高いこともあってパオジアン以外に対する性能も高く、かなり使いやすい印象です。対パオジアンとして考えていることもあり、基本的に初手置きが安定します。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
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