お疲れ様です。
杜のヨウカン、最高。
使用構築をまとめます。
ちなみにこれはオフの前に書いた記事です。
【PTコンセプト】
真皇杯オンラインで惜しくも優勝を逃した構築をリベンジとして使用。
仲間大会を何回か繰り返しながら構築の軸を見直すと、構築の起点だったはずの脱出バンギラスからウオノラゴンのムーブが全くできていないことがわかる。
そこから、バンギラスのサイクルにより砂掻きウオノラゴンを通すことより不意のトリックルームから鉢巻ウオノラゴンを通した方が強いのではないかという結論に至ります。
丁度良くチョッキヤドキングのウェポンも迷っていたので、思い切ってチョッキを外しトリックルームを打てるように変更。ついでに物理に対しても強引にトリックルームを展開できる選択肢を作れるように気合いの襷を持たせました。
結果として、自分が苦手とするエースバーンなどが入った対面構築に対してサンダーノラゴンヤドキングの並びでそれなりの勝率を出せると考えたため、これを軸に構築を見直しました。
【個体紹介】
1.サンダー
持ち物 鋭い嘴
特性 静電気
性格 控えめ
努力値 H156 B188 C84 D4 S76
実数値 185-99-129-171-111-130
技構成 ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め
調整意図
HB…A特化悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打を最高乱数切りで耐える。
A特化リベロ珠エースバーンのギガインパクトを87.5%で耐える。(目安)
C…無振りウオノラゴンをダイジェットで97.3%の乱数1発。
S…準速ヒードラン抜き。S60振りサンダー抜き抜き。
真皇杯の際は最速HSベースだったものを見直して使用しました。
前日までは火力に全く降らない残飯HBベースを使っていましたが、初手ダイマックス択が取りずらいことの弱さや構築全体でダイマックス適正のあるポケモンがそもそも少なすぎることを懸念してこの調整に至りました。
恐らく最も多く選出することになるであろうポケモンなので、当日でこのBを削った後悔が発生しないことを祈ります。
2.バンギラス
持ち物 拘りスカーフ
特性 砂起こし
性格 意地っ張り
努力値 AS252 B4
実数値 175-204-131-×-120-113
技構成 ロックブラスト/鬱憤晴らし/馬鹿力/電磁波
調整意図
A…無振り悪ウーラオスを砂ダメージ1回と馬鹿力で50%の乱数1発なので特化から削ることができない。
S…最速101族抜き。100族抜き調整の相手を抜くために準速から削ることができない。
B…余り。
脱出バンギラス→砂掻きウオノラゴンのムーブが無くなったため役割が薄くなり、それでもサイクル要因として型を変えずに使っていましたが選出機会が無さすぎてさすがに型変更。
と言ってもこのポケモンは強いからと言うより好きだから採用しているので、下船はしません。
ヤドキングと一緒に初手ダイマサンダーを牽制しつつ、構築単位でゲロ重いカイリューとドラパルトをシバいてもらう予定です。
3.ラグラージ
持ち物 イバンの実
特性 激流
性格 勇敢
努力値 H236 A76 B140 D52(努力値端数4余り)
実数値 205‐154‐128‐×‐117‐58
調整意図
A…11n
補正無しH252B28振りまでのサンダーの身代わりを確定1発。
補正無し無振りテッカグヤの身代わりを確定1発。
HB…A特化頑丈顎(or砂搔き鉢巻)ウオノラゴンの先制エラガミを最高乱数切りで耐える。
HD…C特化サンダーの珠ダイジェットを確定耐え。
C実数値169ウツロイド(特性BBでSが上昇する調整)の草結びを最高乱数切りで耐える。
S…最遅。
下船したガブリアスの代わりに乗船した地面枠。
受け構築の破壊は基本的に鉢巻ウオノラゴンに任せたので、代わりにバンギラスで撒かなくなったステロを撒きつつ相手のダイマックスストッパーとして採用しました。
4.ヤドキング(ガラルの姿)
持ち物 気合の襷
特性 再生力
性格 穏やか
努力値 H244 B28 D236
実数値 201‐76‐104‐130‐176‐50
技構成 ヘドロ爆弾/火炎放射/トリックルーム/怠ける
調整意図
HB…陽気鉢巻水ウーラオスの水流連打をすべて最高乱数でない限り耐える。
HD…なるべく高く。
構築単位で重いレヒレをメインに、その他有象無象の特殊アタッカーのに対するを担当。それに加えて、前述した通りトリックルームでウオノラゴンを馬鹿にする枠として採用しました。
後述するウオノラゴンがかなりBに厚くしているので、ヤドキングノラゴンの2匹だけでも攻守のバランスが取れているのが気に入りました。
サイクル下でトリックルームを噛ませるギミックは7世代でも愛用していたので、それなりに扱えると信じて頑張ります。
5.ウオノラゴン
持ち物 拘りハチマキ
特性 頑丈顎
性格 意地っ張り
努力値 H76 A252 B140 D4 S28
実数値 175‐156‐139‐×‐101‐99
技構成 エラ噛み/逆鱗/サイコファング/眠る
調整意図
A…B特化ヘドロ持ちドヒドイデ意識で特化。
HB…A特化エースバーンの珠ダイアタック(ギガインパクト媒体)を最高乱数切りで耐える。
A特化ランドロスの珠ダイアース(地震媒体)を87.5%で耐える。
A特化一撃ウーラオスの暗黒強打を最高乱数切りで耐える。
D…端数。
S…4振りヒードラン抜き。
最初はメジャーなHA振りでの運用を考えましたが、少しだけSに振りたいことや特殊相手に対しては耐久を下げても特に確定数が変わらないと判断したため、Bに厚い調整での採用です。
初手に投げてスカーフを警戒させてテンポを取る動きができるともうだいたい勝ちだと思ってます。
そのためにも、物理相手にある程度の行動保証が持てるこの調整はよく働くと思います。
6.テッカグヤ
持ち物 命の珠
特性 ビーストブースト
性格 控えめ
努力値 C236 D20 S252
実数値 172-108-123-172-124-113
技構成 エアスラッシュ/ラスターカノン/火炎放射/メテオビーム
調整意図
C…なるべく高く。
D…ダウンロード調整。
S…ミラー意識で準速。
エースバーンとサンダーさえ居なければ最強のダイマアタッカーだと思うポケモンなので、採用し得なポケモンです。
パワフルハーブメテオビームは基本的に相手のサンダーが後投げされるタイミングでしか打たない技だと考えているので、あまりこの構築でその機会はないと判断し、珠での採用です。
こいつを見ていると真皇杯オンラインの決勝戦を思い出して腹が痛くなります。
【選出パターン】
①サンダー+ウオノラゴン+ヤドキング
対面構築には基本的にこのパターン。
サンダーヤドキングによるサイクル、サンダー初手ダイマックスから相手のダイマックスをヤドキングで止めてからトリックルーム展開と、対戦が開始してからのプランも豊富でパワーがあります。
ただし、相手のタスキ枠にウオノラゴンを当ててしまうとテンポが取りずらい点もあるため、ノラゴンの体力管理とサンダーでダイマックスを切るかどうかの判断が肝になる。
ウオノラゴンを初手に出してスカーフをチラつかせながらテンポを取る動きは積極的にしたいところだが、その場合はウオノラゴンからの引き先をサンダーヤドキングで間に合わせる必要があるため迂闊にはできない。
テッカグヤの初手ダイマックスでテンポが取れると確信した際に採用します。
カグヤの初手ダイマで荒らしてから残りをトリルウオノラゴンで片付ける動きを目指すが、最悪の場合テッカグヤをトリックルームから展開する動きもできるので忘れないようにしたい。
考え方としてはラプミミノラゴンに近いです。
③その他なんでも柔軟に選出する。
【まとめ】
構築については以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
後日あげられたらオフレポもあげたいと思いますので、その時はまたよろしくお願いします。