PTコンセプトは添えるだけ

ポケモンが好き

SV S13 受けループ偽装構築 最高最終1890

お疲れ様です。

 

勝てなかったけど楽しかったので完全に備忘録です。

 

最高最終1890

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1.ドヒドイデ

控えめH188C252S68

 

キョジオーン入りの構築には絶対選出。

H振りのみのキョジオーンであればハイドロポンプで落ちたり落ちなかったりする。

落ちたらeasy、落ちなかったら後述する隠密ハピナスで頑張る。

テラバーストは仮に相手のラオスが水または悪テラスだった場合でもワンパンできるのでよく刺さった。

ヘドロウェーブは一緒にいるオーガポンにも刺さる。

 

 

2.オーガポン

意地H252A44B52D4S156

 

普通。

ウッドホーンが欲しい場面は殆どなかった。

 

 

3.クレベース

意地AS252h4

 

最強だったが連続技が4回当たるか5回当たるかで多くのポケモンの確定数が変わるため、毎試合のように目を閉じてお手手をぽんぽんする羽目になった。

そして忘れた頃にやってくるロクブラ外し。

このポケモンでどれだけアドバンテージを取れるかが勝敗を分けたと言っても全く過言ではなかった。

 

 

4.ヘイラッシャ

腕白HB252S4

 

ちょっとさすがに調整が適当すぎた。

本当にキョジオーン軸に勝つつもりならウェポンを雪雪崩地割れにすべきだったし、身代わりは少なくとも必要だったと思う。

 

 

5.カイリュー

陽気H68A228B4D4S204

 

これは最強。

クレベースがしくじってもカイリューが結局3タテキメる試合がかなり多かった。

この型に関しては記事を書いている現在でも文句の付け所が無いと思っているので、今度もたくさん使い込んでいきたい。

 

 

6.ハピナス

図太いH4B252C164D84S4

 

こちらも考察不足で、ステルスロックは結果論として不要だった。

魅惑のボイスで後投げされるD4振り悪ウーラオスをワンパンできる火力まで振ったが、使用頻度自体も高くはなく実際に強かったかは不明。

ただ、魅惑のボイスハピナスは瞑想等の積み合いに対して有利に働くと思うので、今後もっと考察されてもいいとは思った。

 

 

基本選出

初手クレベース+おがぽん+カイリュー

 

相手にコノヨザルがいる場合

初手おがぽん+クレベースカイリュー

 

相手にキョジオーンがいる場合

初手ドヒドイデ+強そうなやつ

 

 

来シーズンもよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

ポケモンSV 砕ける鎧エアームドの考察

メモ

叩き台。

 

テラスタイプ 自由

持ち物 達人の帯or柔らかい砂or命の珠

特性 砕ける鎧

性格 意地っ張り

努力値 H148 A164 B4 D20 S172

実数値 159-133-163-×-93-112

技構成(確定) アイアンヘッド/ドリルライナー/剣の舞

技構成(選択) ブレイブバード/テラバースト/高速移動/挑発/羽休め/ ステルスロックetc…

 

調整意図

H…16n-1

A…余りでなるべく高く。

B…端数。

HD…臆病メガネハバタクカミのシャドーボール最高乱数切り耐え。

S…S+2で最速スカーフサーフゴー+1

 

Aはサーフゴーを1.2倍以上の持ち物補正込み剣舞ドリルライナーでH4振りサーフゴーを倒せる。(103.0%〜122.0%)

H4振りサーフゴーを1.2倍剣舞ドリルライナーで確定で倒すにはA実数値が128以上必要。

そのため128までであればAを削ってS等に回す余裕がある。(余裕はない。)

 

以上のダメージ計算から持ち物は達人の帯、柔らかい砂、命の珠の3択に限られる。

個人的な優先度としては、帯珠砂の順番になる。

 

 

テラスタイプは鋼、地面が特に優先度が高い。

両タイプともエアームドのウェポン強化という意図もあるが耐性的にも強い。

鋼は最高打点であるアイアンヘッドのリーチを伸ばしつつ神速やバレパンなどの主要な先制技に対する耐性を残すことができる。

しかも、鋼になっても一貫する抜群タイプが炎のみなのが助兵衛。

地面はドリルライナーの打点を伸ばすのもそうだが、ボルトチェンジで遇らわれてしまうことを防ぐことができる点がかなり大きい。

まだ使用を理解しきれていないので間違っていれば修正するが、テラスタイプ「ステラ」はこれらの中間択として機能するかもしれない。

技の威力を上げつつ鋼タイプの耐性を残すという意味で。

ただ、基本的にはテラスタルが無くても通常の動きができるため、テラスタイプはプラスアルファの要素として考えたい。

 

技構成としてはコンセプト的にアイアンヘッド/ドリルライナー/剣の舞を確定にしたい。

7世代辺りではブレイブバードを連打していたが、あれはZ技が打てたからできた芸当で、元より相手からの被弾を前提に動くポケモンであることを考えれば反動ダメージがあるブレイブバードはむしろ採用したくない。

ダブルウィングは流石に弱い。

残りの枠としては、構築次第としか言いようがない。

 

 

楽しめ。

SV S10最終1966 受け偽装構築(405位)

お疲れ様です。

もやしきのこです。

第9世代シーズン10お疲れ様でした。

今回は目標としていたレート2000には届きませんでしたが、使用した構築をまとめて行きたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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【結果】

 

TNクソマッシュ 最高1999最終1966 405位

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TN Crying Skull 最高1970くらい最終1909 903位

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【PTコンセプト】

 

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受け構築(受けループ)の偽装。

具体的には選出圧力の高い受けポケモンを並べて相手の崩し性能の高いポケモンの選出を強要する。具体的には炎オーガポンやサーフゴー等。

対してこちらは対面的な選出をすることで一方的に殴り合いの試合展開を押し付ける。

崩し性能の高いポケモンは対面性能が特段優れているポケモンではない場合が多いため殴り合いであればこちらが有利になると考えました。

 

ちなみにレンタルパーティーはしばらく公開しておくので、環境は変わりましたがもし興味のある方は是非使ってみてください。

 

 

【構築経緯】

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最近の受けループの構築を眺めていると、ポイズンヒールキノガッサやゴツメカイリューが採用されている構築が散見されたため、この2匹を対面的に動かすことでPTコンセプトの実現が可能ではないかと考えました。

とりあえずで思いついた型の襷キノガッサとAS電気テラス竜舞カイリューで回したところ、やはりサーフゴーが重いことが最大の難点でした。

そのため、とりあえず受けループという見た目は無視してスカーフイーユイを採用したところ、かなり使用感が良かったため以上の3匹を基本選出として取り巻きを考えました。

と言っても受けループに見せる都合上メンツは既に決まっており、迷いなくドヒドラッシャラッキーの3匹を採用。この3匹については基本選出であるガッサイーユイカイリューの穴を埋められるように育成しました。

実際のところ基本選出で重いポケモンは「キョジオーン」「イダイトウ」「コノヨザル」だったので、キョジオーンはドヒドイデ、イダイトウはラッキー、コノヨザルはヘイラッシャで最低限相手できるようになっています。

 

 

【個体紹介】

 

1.キノガッサ

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テラスタイプ ゴースト

持ち物 気合いの襷

特性 テクニシャン

性格 意地っ張り

努力値 AS252 B4

実数値 135-200-100-×-80-122

技構成 きのこの胞子/タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ

 

構築の核。

このポケモンが通るか通らないかで勝敗が分かれると言っても過言ではありません。

相手視点ではドヒドラッシャラッキーと並んでいるため、ポイズンヒールキノガッサを警戒したプレイングをしてもらうことでアドバンテージを稼ぐことを狙います。具体的には変化技読みの身代わりや挑発ですが、これをやってもらった場合は簡単に相手構築を半壊させることができます。

そのためにも初手の行動ではよっぽど胞子の一環ができていない限り対面の相手に通る攻撃技を選択します。

もちろん例外もあり、特に決めていたのは初手にカバルドンやディンルー等の低速ステロ撒きが投げられた上で、後発の胞子耐性があるポケモンがオーガポンだけの場合は岩石封じを打ちます。するとオーガポンが吸い寄せられて岩石封じで7割程削れてマッハパンチ圏内に入ります。

技構成としては特に語ることのないものですが、サーフゴーが重いと前述した割には地ならし等の有効打を採用していません。これは基本選出の片割れであるイーユイがサーフゴーに滅法強く、明確な引き先として機能しているためキノガッサでサーフゴーに無理やり勝つ必要がないと判断したためです。地ならしを採用したからと言って、いちいち有利対面でサーフゴー読みの行動をすることはなんだか馬鹿馬鹿しいですし、相手も相手でサーフゴーイーユイ対面を作りたがらないことが多く素直に安定行動をした方が圧倒的に勝率を高くすることができたと思います。

構築の初期の案では陽気最速で採用していましたが、全くと言って良い程活きなかったため素直に意地ASの採用です。

キノガッサというポケモンに対して本当に知識がなく、使い始めの100戦くらいまでは王冠を使い忘れてA0個体で使用していましたが全く違和感がありませんでした。使用者が馬鹿すぎるという話はさておき、それほどに強いポケモンであると感じました。

テラスタイプは全く切るつもりがありませんでしたが、神速の一貫を切る意味でゴーストを選択しています。

 

 

2.イーユイ

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テラスタイプ 岩 

持ち物 こだわりスカーフ

特性 災いの珠

性格 控えめ

努力値 CS252 H4

実数値 131-76-100-205-140-152

技構成 火炎放射/オーバーヒート/悪の波動/テラバースト

 

前述した通りのサーフゴー対策です。

もちろん他にもたくさん役割があり、キノガッサカイリューで突破する事ができない物理受けポケモンに対するゴリ押しや単純なスイーパーとしても十分機能してくれます。

技構成は火力重視で噴煙ではなく火炎放射。最大打点のオーバーヒート。安定打点の悪の波動で完結しています。テラバーストは後述するカイリューでほぼ必ずテラスタルを切るためほとんど打ちません。しかし、基本選出を歪ませてカイリューを選出しない場合は炎オーガポンをワンパンする手段として打ちたい場面があったため採用しています。

耐久に振りたい場面が多々ありましたが、火力も素早さもカツカツなため控えめCSブッパになっています。

 

 

3.カイリュー

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テラスタイプ 電気

持ち物 厚底ブーツ

特性 マルチスケイル

性格 陽気

努力値 AS252 H4

実数値 167-186-115-×-120-145

技構成 テラバースト/アイススピナー/竜の舞/羽休め

 

電磁波対策兼積みアタッカーです。

環境のそこらじゅうから電磁波が飛んでくるためそれを咎めながら起点にできるため電気テラス。

耐久に振りたい面も少しありましたが、環境のカイリューに早い鉢巻も何度か散見されたためミラー意識しつつ最速ドラパルトまで抜ける陽気ASです。

初手からかなり押せ押せの試合展開になるため、ステルスロックを撒かれる機会が多いわけではありませんが、実際撒かれると基本選出の3匹にぶっ刺さってそれだけで半壊してしまうため厚底ブーツを持たせています。

AS個体の羽休めは耐久振り個体の羽休めよりも価値が低く、これによって複数回竜舞を積めるようになる機会は少ないです。しかし、こちらが電気テラスを見せた後だとアイススピナー持ちであることを警戒されやすくなる為、相手のテラスジャンケンの中間択としての役割が大きかったです。

前述したガッサイーユイの並びがかなり強く、その2匹だけで試合が終わる場合も多かったですが、裏でこいつがマルスケを温めている安心感は半端なかったです。

 

 

4.ラッキー

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テラスタイプ 地面

持ち物 進化の輝石

特性 自然回復

性格 図太い

努力値 HB252 D4

実数値 357-25-62-55-126-63

技構成 10万ボルト/まるくなる/ステルスロック/卵産み

 

前述した通り雄イダイトウを強く意識した調整です。

具体的な数字は忘れましたが、ステルスロックを踏んだ後に下から卵産みを連打することでA特化雄イダイトウのウェーブタックルを4回を超高乱数で耐えることができるようになります。このラッキーに対するウェーブタックルの反動は58で、無振り雄イダイトウのH実数値は195です。そのためウェーブタックルを4回打たせれば反動ダメージで倒すことができるようになるという算段です。

そこに加えて、イダイトウ側が身代わりなどの中間択をとった場合はHP満タンからまるくなるを使用することでウェーブタックル→B+1ウェーブタックルを耐えることができるようになります。

またステルスロックは後述するヘイラッシャが欠伸を持っているため、攻守共に相性が良くなりました。

ウェポンについてはなんでもよかったのですが、イダイトウを含めてテツノツツミにも通る10万ボルトを採用していました。ここの枠は地球投げやシャドーボールでも良かったのですが、個人的には電磁波や歌うが欲しいという場面もあったため、ノーウェポンも検討すべきだったと反省点があります。

 

 

5.ヘイラッシャ

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 食べ残し

特性 天然

性格 腕白

努力値 HB252  S4

実数値 257-120-183-×-85-56

技構成 ウェーブタックル/地割れ/欠伸/守る

 

前述した通りコノヨザル対策の枠です。

コノヨザルを対策する上で必須だと考えるのが地割れと天然と残飯とHBという要素だと考え、それ以外を他のメンバーとの補完も考えた結果眠るは必要ないという判断に至りました。

結果的に対面構築によく入っていそうな構成になり、かなり使いやすいものになってくれました。

ラッキーと一緒に選出することでステルスロックからの欠伸展開が可能になり、裏に選出するであろうカイリューやイーユイが通しやすくなりました。

 

 

6.ドヒドイデ

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 隠密マント

特性 柔軟

性格 意地っ張り

努力値 H252 A228 S28

実数値 157-123-172-×-162-59

技構成 アクアブレイク/纏わりつく/蓄える/自己再生

 

キョジオーンが入っている構築に対してキョジオーンを起点に裏のポケモンまで破壊してもらう枠です。

具体的な動きとしてはキョジオーンがステロや塩漬けを打ってくるであろうターンに纏わりつくでキャッチします。拘束ターンが4or5なのでその間に蓄えるを積みます。

キョジオーン自体は環境にあるほとんどが塩漬けワンウェポンであると見切りをつけていたので自己再生のPP切れかTODで勝つことができます。

キョジオーンが引いてくる場合はA特化アクアブレイクで蓄えるのBD上昇を盾に殴りまくります。これが意外と火力が出るもので、無振りサーフゴーを96.7%の乱数3発にまで押し込むことができます。

ただこのドヒドイデの上をとっているみがまもキョジオーンに対しては数的有利を取らなければTODで負けてしまうため注意が必要です。AかHを削ってもう少しSを伸ばしたほうが良かったことは反省点です。

サイクルする気が全くないポケモンなので再生力が必要ないと判断し、サーフゴーやハバタクカミから電磁波を受けて痺れワンチャンを狙われる事が不快だったため特性は柔軟です。これで拾った試合は5回ほどあり、再生力が必要で負けた試合はひとつも無かった為、これで正解だったと確信しています。

地割れキョジオーンには一回も当たりませんでした。

 

 

【選出パターン】

 

キノガッサ+イーユイ+カイリュー

 

ほぼすべての試合がこの選出で、すべてキノガッサを先発で投げます。

択次第でほぼすべての構築に勝ち筋を見つけることができ、使いこなしていくことでそれなりの勝率を収めることができたと感じます。

キョジオーン、コノヨザル、イダイトウが相手の構築にいる時だけそれぞれに対応する対策枠を入れ替えますが、ほとんどの場合はカイリューを入れ替えて選出していました。

 

②ラッキー+ヘイラッシャ+カイリューorイーユイ

 

コノヨザルとイダイトウが同居している構築に対して刺さりやすい選出です。

他にも、再戦時にはなるべくこれを出して最低限型バレによる負けは避けることもありました。

 

 

【まとめ】

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社会人になってから3年半。

ようやくまともな成績が出せそうと思ったところでギリギリ目標のレート2000に届かず本当に悔しいです。

来期こそはレート2000を目指します。

 

戦績を見返していて感じたこととしては、自分はいつも連勝と連敗を繰り返しているタイプで、これはメンタル的なところがかなりあると思っています。

一回負けてしまうと焦ってしまい、技選択も深く考えずに即決してしまうことはかなり致命的な癖です。

なので、その日の一戦目を始める前と負けた後は2分間の瞑想をして、メンタルをリセットしてから対戦に向かうことを心掛けたいところです。

ポケモンはメンタルゲーです。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までよろしくお願いします。

HB弱点保険水ウーラオスの調整案

お疲れ様です。

もやしきのこです。

 

今回は環境考察をしていたら降ってきた弱点保険水ウーラオスの調整をまとめていきます。

よろしくお願いします。

 

 

【調整案】

テラスタイプ 水 鋼 毒

持ち物 弱点保険

特性 不可視の拳

性格 腕白

努力値 H252 A4 B236 D4 S12

実数値  207-151-165-×-81-119

技構成 水流連打/ドレインパンチ/アクアジェット/選択枠

 

選択肢-ビルドアップ/剣の舞/アイススピナー等

 

【調整意図】

 

A-端数

B-11n

HB-A特化パオジアンの珠抜群テラバーストを87.5%で耐え。

D-端数

HD-補正なしテツノツツミのフリーズドライ確定耐え。

S-無振りウーラオス抜き抜き(同族意識)

 

役割対象は環境最強のパオジアンです。

S8での上位構築記事を眺めていると、水ウーラオスでパオジアンを対策している人が多くいると感じました。

具体的な対策方法としては、抜群テラバを耐える鉢巻か、スカーフで上から殴るというものが多いです。

しかし、この対策にはふたつ欠陥があります。

ひとつはパオジアン側の襷を考慮すると水流連打を打たなければならず、これは現状でも一定数存在して、個人的には今後増えるであろうと予想している草テラスに一方的に負けてしまうこと。

もうひとつは、Aに努力値を振る程度の耐久調整をしても、火力アップアイテムを持ったパオジアンに抜群テラバーストで破壊されてしまうことです。

正直、火力アップアイテム(特に命の珠)を持ったパオジアンも今後また増えると個人的には考えているため、現状存在するスカーフ以外の水ウーラオスはパオジアン対策として機能しづらい気がします。

そこで、テラスを切らずにパオジアンにある程度安定して勝つことができるのがこのウーラオスです。

 

実際にパオジアンと対面した際は水流連打ではなくドレインパンチから入ります。

パオジアン側は草電気等のテラバーストがあるならばテラスタルを切ってウーラオスのワンパンを目指してくることが考えられます。

その結果、抜群テラバーストをウーラオス側が耐え、弱点保険が発動。

返しのドレインパンチで無振りパオジアンに等倍でも81.9%から入るため、次のアクアジェットで草テラスでも持っていくことができます。

ドレインパンチの回復が入るため、不意打ちや氷の礫に怯える心配もありません。

 

ただし、これでも勝てないパオジアンの型がいくつかあり、フェアリーテラバ型・耐久振り草テラス型・鉢巻テラバ型の型には対面で勝つことができません。

もしこのウーラオスを使用する場合はこれらの型に当たらないように願うか、裏のポケモンで殴り負けても処理が追いつくように立ち回る必要があります。

 

選択枠のウェポンについては基本的にビルドアップがおすすめです。

ドレパンの回復を含めての対面性能がかなり高いです。

アイススピナーは構築単位でカイリューが重いときに選択肢に含まれますが、鉢巻飛行テラバーストを耐えるわけでもないので、そもそもカイリューの前に突っ込むことをこの型は想定していません。

 

テラスタイプは個人的に水技の威力を上げて格闘を消せる水テラスですが、鋼か毒で対ハバタクカミ性能を上げることも選択肢です。

ちなみに補正なしハバタクカミからの半減ムーンフォースと等倍シャドボは確定で耐えます。

そしてその場合、剣の舞の採用価値が上がるため試してみるといいかもしれません。

自分はまだそれを試していませんが逆にそれをしない理由は今のところ見つかりません。

 

Sは無振り同族意識の12振りです。

 

使用感としては元の性能が高いこともあってパオジアン以外に対する性能も高く、かなり使いやすい印象です。対パオジアンとして考えていることもあり、基本的に初手置きが安定します。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までいただければと思います。

 

SV s1使用構築 漢の鮫鰐鴉

お疲れ様です。

もやしきのこです。

 

まずはSVシーズン1お疲れ様でした。

個人的に全くもって満足のいく結果には至りませんでしたが、反省と備忘録を兼ねて構築をまとめていきます。

よろしくお願いします。

 

 

…の前に、ひとつだけ宣伝を。

前までツイキャス不定期に行っていたランクマッチの放送をYouTubeに移行しました。

本当にまだ始めたてでクソキモイ声でやっていますが、良ければ見ていただければ嬉しいです。

チャンネル登録などしていただけましたら沢山喜びます。

是非是非、よろしくお願いします。

 

https://www.youtube.com/@user-pj7iz5ey2g

 

 

 

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【PTコンセプト】

 

鉢巻ガブリアスの対面性能を構築の軸に据え、拘りポケモンの弱点である裏のポケモンの身代わりや竜舞の起点にされることを裏のアーマーガアラウドボーンで防ぐことをコンセプトに組みました。

 

 

【構築経緯】

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(画像と型が違うポケモンがいますが、ご容赦ください。)

 

1.コンセプトである鉢巻ガブリアスからスタート。

 

2.相手の身代わりと積み技に両対応できるスカーフラウドボーンを採用。

 

3.単純に殴ってくる相手に対して裏2匹のサポートができつつクッションになれる両壁アーマーガアを採用。

この3匹を基本の選出とし、残り3匹で苦手所を保管するように組んだ。

 

4.相棒であり、基本選出で重い水タイプを牽制できるモロバレルを採用。

 

5.基本選出でどうしようもないイルカマンやヘイラッシャなどに強く出れるゴツメアンコールカイリューを採用。

 

6.最後は結局決まりませんでしたが、基本的には相手の選出圧力が強い点を重視してハピナスを採用していました。

 

 

【個体紹介】

1.ガブリアス

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テラスタイプ 炎

持ち物 拘り鉢巻

特性 鮫肌

性格 陽気

努力値 A244 D12 S252

実数値 183-181-115-×-107-169

技構成 地震/逆鱗/ドラゴンクロー/テラバースト

 

最強のポケモン

選出率100%で先発率100%。

初手に投げて、悩んだら炎テラスして1匹持っていく動きを目指します。それだけ。

立ち回りについては以下のメモを元に機械的に潜っていました。

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(書いてて気づいてしまったのですが、フェアリーテラスタルの方が絶対に強い…)

 

 

2.ラウドボーン

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テラスタイプ ノーマル

持ち物 こだわりスカーフ

特性 天然

性格 控えめ

努力値 CS252 D4

実数値 179-×-120-178-96-118

技構成 フレアソング/シャドーボール/オーバーヒート/ハイパーボイス

 

ガブリアスに対して裏から積み技を積んだり身代わりを残してくるポケモンに対して強く出る事ができる天然持ち兼音技持ちはこのポケモンしかいませんでした。

後述するアーマーガアの壁も込みでフレアソングを連打するとタイプ相性が不利な相手にもゴリ押すことができます。

最初はフェアリーテラスにしてテラバーストを使っていましたが、テラスタルはほとんどガブリアスで切ってしまうため比較的まともに使えるサブウェポンとしてハイパーボイスを採用しました。もちろんノーマルテラスタルを切ってハイボを撃つ機会もありました。

 

 

3.アーマーガア

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テラスタイプ 地面

持ち物 光の粘土

特性 ミラーアーマー

性格 慎重

努力値 HS252 B4

実数値 205-107-126-×-115-119

技構成 蜻蛉返り/挑発/リフレクター/光の壁

 

万能ポケモン

適当にクッションとして雑に投げていましたが、大抵の技は3耐えし、抜群技でワンパンされることもほとんどないのでかなり信用がありました。

耐久は壁下で特化眼鏡ジバコイルのアナライズ10万ボルト耐えです。

もっと使われてもいいポケモンだと思います。

 

 

4.モロバレル

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 脱出パック

特性 再生力

性格 控えめ

努力値 H236 B20 C252

実数値 219-×-93-150-100-50

技構成 きのこの胞子/リーフストーム/ヘドロ爆弾/光合成

 

相棒。

かわいい。

選出しません。

でもちょっとだけアーマーガアの代わりに選出してカバルドンを吹き飛ばしたりしました。

タマゲタケの方がかわいくて好き。

 

 

5.カイリュー

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テラスタイプ 水

持ち物 ゴツゴツメット

特性 マルチスケイル

性格 陽気

努力値 H244 B12 S252

実数値 197-154-117-×-120-145

技構成 炎の渦/神速/アンコール/羽休め

 

ほとんど選出しませんが、相手の構築にイルカマンがいる時と受け構築には選出します。

選出した試合は必ず活躍してくれたのですが、神速の枠は別の技の方がいいなと思います。

 

 

6.ハピナス

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テラスタイプ フェアリー

持ち物 食べ残し

特性 自然回復

性格 控えめ

努力値 BC252 H4

実数値 331-×-62-139-155-75

技構成 マジカルシャイン/10万ボルト/身代わり卵産み

 

出しません。

眼鏡も達人の帯も命の珠も火炎玉も電気玉も全部試しましたが、どの型にしても選出する気が全く起きませんでした。

HDドヒドイデ辺りにしてどくびしとカイリューで相手の受けポケを虐めた方が楽しかったかもしれません。

 

 

【基本選出】

 

ガブリアス+アーマーガア+ラウドボーン

これ以外ありません。

他のポケモンが入ってくる試合は片手で数える程でした。

 

 

【まとめ】

 

単純に結果が出せず悔しいです。

毎度この手の成果物が上げられなかった際の言い訳として「時間がなかった」という言葉が浮かんでくるのですが、それを言い訳に使ったらなんでも自分の中で許してしまえそうで嫌いです。

どこかで自分が言い訳に使っているのを見かけたら叱ってやってください。

でも楽しくポケモンができていたので、その点については満足です。

最後になりましたが、一緒に構築を考えてくれたまるがめには最大限の感謝を。

次シーズンも一緒に頑張ろう。

 

また次のシーズンもよろしくお願いします。

質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までいただければと思います。

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。

飛行テラスタルバンギラスのすゝめ

こんにちはもやしきのこです。

バンギラスカバルドンをシバく環境がついに来ました。

 

調整案

 

バンギラス

テラスタイプ 飛行

持ち物 食べ残し(要検討)

特性 砂起こし

性格 陽気(要検討)

努力値 H140 A116 S252(要検討)

実数値 193-169-130-×-120-124

技構成 噛み砕く/テラバースト/挑発/竜の舞

 

何度苦汁を飲まされたかも知れぬあの憎きカバルドンキノガッサ。奴らを飛行テラスタルでシバきます。

メインウェポンは最低限悪技にしないと鋼タイプへの打点がなくなってしまうため確定でいいかと思います。

努力値などの数値については要検討です。

有利対面から積むことを想定できるのであればテラスタルを切りながら2舞することも十分に考えられます。その場合、素早さの数値的に準速でも十分だと個人的には考えているので、意地っ張りや慎重などの性格も選択肢に含まれるでしょう。

 

ちなみに飛行タイプにテラスタルするとDアップが消えて砂ダメージも入ります。が、そんなことは知りません。

竜舞したら上から殴る。それだけ。

 

 

 

○追記 12/9

 

現状自分が使っていていちばん強い型です。

 

バンギラス

持ち物 ラムのみ

特性 砂起こし

性格 意地っ張り

努力値 H124 A132 S252

実数値 191-188-130-×-120-113

技構成 噛み砕く/テラバースト/挑発/竜の舞

 

まず性格ですが、しばらく使っていても意地っ張りで問題ないのかなと感じました。

準速で竜舞後にガブリアスと同速になるのが気になる方は陽気推奨です。

技範囲については改善の余地がありませんでした。

持ち物については現環境で状態異常技が今までにないほど飛んでくるように感じるのでラムのみを持たせるとプレイングに余裕が生まれるかと思います。特にラウドボーン対面などは鬼火を見てから挑発を打てたりと便利です。

 

ただ努力値振りについては好みが別れると思うので使う方にお任せします。

とりあえずで使うなら上記の調整で何ら問題ないかと思います。

 

それでは、良い竜舞バンギライフを。

剣盾S35使用構築 風船ダイナ始動

お疲れ様です。

もやしきのこです。

今回の使用構築です。

 

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【個体紹介】

 

1.ムゲンダイナ

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持ち物 風船

特性 プレッシャー

性格 控えめ

努力値 H28 B252 C68 D4 S156

実数値 219-×-147-191-116-170

技構成 ダイマックス砲/火炎放射/リフレクター/身代わり

 

調整意図

HB…身代わり1回+特化A+1ザシアンの巨獣斬を最高乱数切り耐え。

C…H252ザシアンに対して火炎放射で96.8%の乱数2発。

D…余り。

S…最速ガブリアス抜き。

 

この構築の始点。

この環境は多くの構築でランドロスグラードンディアルガなどで初手ダイマに対して電磁波や欠伸などを入れつつステルスロックを撒いて来る動きを採用しています。その初手に来るステロ撒きに対して択を発生させず有利が取れるポケモンを考えた結果がこれです。

基本的には初手に身代わりを置き、身代わりが残ればダイマ砲か火炎放射を打つだけです。

風船込みの身代わりはウェポンが地面技プラス岩石封じのようなポケモンには破壊することができないため一方的にテンポを取ることができます。

リフレクターは苦手とする日食ネクロズマやホウオウの前で使用し、裏のラッキーで起点にする際に用います。

 

 

2.ヌケニン

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持ち物 厚底ブーツ

特性 不思議な守り

性格 寂しがり屋

努力値 AS252

実数値 1-156-50-×-51-92

技構成 ポルターガイスト/影打ち/鬼火/堪える

 

調整意図

AS…振り切り

B…ダウンロード対策で個体値ゼロ。

 

ステロ撒きポケホイホイ。

本当は気合いの襷を持たせたいところですが、5人に1人くらいの割合でダイナの前で魂のステルスロックを投げてくる人がいるため渋々厚底ブーツです。

選出圧力がかなり高いため、選出しなくても十分強いし選出しても実際強かったです。

白バドソルガレオが見えたら基本的に選出確定。覚えておくように。

 

ちなみにぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいにマーシャドーの方が強かった枠です。

でも持ってないんだな、これが。

 

 

3.ラッキー

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持ち物 進化の奇跡

特性 天の恵み

性格 図太い

努力値 HB252 D4

実数値 357-×-62-55-126-70

技構成 火炎放射/甘える/丸くなる/卵産み

 

調整意図

HB…特化

 

特殊受けに見せかけてバチくそ物理受け。

丸くなるを事前に1回でも積んでいれば特化ザシアンのインファイトも甘えるで受かります。

ムゲンダイナでリフレクターさえ貼っていればマーシャドーも起点にできます。ちなみにノーマルタイプなのでシャドースチールでB上昇を奪えません。

特性はサイクルをするつもりが全くなかったので天の恵み。

ウェポンは黒バドマーシャドーの処理速度を早めるシャドーボールと火傷を狙える選択です。火炎放射で火傷を引くと物理技の急所負けをある程度回避しやすくなるので最終的にはこっちでした。

 

 

4.イベルタル

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持ち物 命の珠

特性 ダークオーラ

性格 臆病

努力値 H28 B252 S228

実数値 205-×-147-151-118-162

技構成 悪の波動/デスウィング/熱風/身代わり

 

調整意図

H…身代わりが地球投げ耐え。

HB…特化ザシアンの巨獣石火と珠ダメ2回をほぼ耐え。

S…最速95族抜き。

 

ムゲンダイナを初手に投げたくない日食ネクロズマジガルデ入りやステロ撒きっぽいポケモンがいない構築に対して初手に投げます。

最速ジガルデに対して蛇睨みを身代わりで透かしたかったのでSは最速95族抜き。Bに振り切り、残りHで身代わりが地球投げ耐え。

個人的にはザシアンに突っ張れるB振りと身代わりは最低限必須級のポケモンだと感じました。

 

 

5.ゼクロム

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持ち物 弱点保険

特性 テラボルテージ

性格 陽気

努力値 H60 A172 B20 D4 S252

実数値 183-192-143-×-121-156

技構成 クロスサンダー/逆鱗/ダブルウィング/竜の舞

 

調整意図

HB…特化ザシアンの巨獣石火耐え。

A…余り

S…最速

 

ホウオウ軸対策。

明確にどこに役割対象があるというわけでもありませんでしたが、ダイナで初手の地面タイプをしばく動きが決まりやすいので地面タイプに弱いこのポケモンの通りも良くなります。

 

 

6.ザシアン

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持ち物 剣

特性 不撓の剣

性格 陽気

努力値 H204 A44 B4 D4 S252

実数値 193-196-136-×-136-220

技構成 巨獣斬/噛み砕く/身代わり/剣の舞

 

調整意図

A…BSベースのザシアンをA+3巨獣斬で確定にする範囲。

H…余り。

S…最速

 

入れ得ポケモン

この構築は相手のザシアンが若干重いため、ザシアンミラーで1番勝てるBS振りにしていましたが、環境にいるザシアンの多くがAに振っていないように感じたためHSベースに戻しました。

無難に強いですが、技構成が最後までわからないまま使っている感覚でした。

 

 

【まとめ】

 

今期も結果という結果無くて悔しい〜

精進します。

SVでまたお会いしましょう。

あとSVになったらツイキャスでやってたぐうたら配信をYouTubeに移行するつもりなので、積極的なYouTuberになるつもりはありませんがその時はまたよろしくお願いします。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。