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スカーフフシギバナのすゝめ

こんにちは。もやしきのこです。

 

今回は自分が使っていて使用感の良かったフシギバナについてまとめていきたいと思います。

 

自慢の調整と言うよりは、現環境におけるスカーフフシギバナの強さについて伝えられたらと思った記事になっています。

よろしくお願いします。

 

 

【個体紹介】

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フシギバナ@こだわりスカーフ

特性 葉緑素

性格 控えめ

努力値 H12 B4 C236 D4 S252

実数値 157-×-104-165-121-132

技構成(確定) ヘドロ爆弾 大地の力

技構成(選択枠その1) リーフストーム 花びらの舞 ギガドレイン

技構成(選択枠その2) 毒々 眠り粉 堪える 日本晴れ

 

 

【スカーフフシギバナについて】

 

この型の強みは、なんと言っても対戦相手から読まれないことにあります。

フシギバナと言えば、その数値の高さから耐久ポケモンとして扱われる場合が多いポケモンです。晴れアタッカーとして使われることもありますが、その個体数は多くありません。仮にアタッカーとして扱うにしても、フィールドを晴れ状態にするなど事前の準備が必要であるため対戦相手から勘づかれ易いです。

しかし、スカーフフシギバナはそれらの準備がなくともアタッカーとして活躍することが可能です。そのため、対戦相手の不意を突いた動きを取ることが可能になります。

実はフシギバナのS種族値は80と、トゲキッスと同じS種族値を持っていてかなり早いです。

 

具体的な説明を簡単にします。仮にフシギバナトゲキッス対面が作られたとしましょう。ダメージ計算をすればわかりやすいですが、C特化フシギバナでもヘドロ爆弾で無振りトゲキッスを落とすことはできません。そのため、相手はトゲキッスがヘドロ爆弾で落とされる心配もないため、悪巧みを積みやすい対面となります。そこにトゲキッスの上からヘドロ爆弾を刺すことにより、相手の予想もしない有利状況を作り出すことが可能になります。

ちなみにですが、現在フシギバナの持ち物ランキングは以下の通りとなっております。こだわりスカーフはランキング外となっており、予測されることはほぼ無いと言っても良いでしょう。

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また、このフシギバナが現環境で強い理由はもうひとつあります。それは鋼タイプポケモンの減少です。

現在の環境において、鋼タイプはドラパエースバーンキッスなどのトップメタが炎技を標準搭載していることや、磁力ジバコイルの存在などによって大幅に数を減らしています。実際、構築を組む上でで必須だとも言われてきた鋼枠が存在しない構築も数多く結果を出しています。

これがどのように影響するかといえば、メインウェポンであるヘドロ爆弾や草技の一貫を作りやすいということに繋がります。

同じ技しか打てないスカーフポケモンにとって、技の一貫性は非常に大切です。

 

イラストを作るのが面倒でほぼ文章のみの説明となってしまいましたが、ここまででスカーフフシギバナの奇襲性能と技の一貫性の高さが伝われば幸いです。

 

 

【個体の説明】

 

ここからは個体について簡単に説明していきます。

 

まず性格と努力値ですが、配分は面倒であればCSぶっぱでも構いません。

一応、上記の配分はCを11nになるギリギリまで削りつつ耐久に振ることで、トゲキッスのC特化エアスラッシュを最高乱数切り耐えまで振ってあります。

最速にすることで最速ドラパルトを抜くことができますが、この型はそもそも役割対象にドラパルトを含めていません。これによりドラパルトに対して突っ張ることを想定していないため一貫を作りやすくする控えめで確定としています。

 

次に特性についてです。通常特性であるしんりょくについては、草技の威力を上げることができますが、発動機会と発動効果が限定的すぎると感じました。それよりも、晴れ状態の多くは炎技を持つ相手がダイマを切った不利状況であると想定し、上から殴る可能性を増やす葉緑素で確定としています。

 

次に技構成についてです。

まず、タイプ一致技のヘドロ爆弾、ジバコイルやエースバーンに対して刺す大地の力を確定枠としています。

選択枠その1である草技については、個人的にはリーフストームを1番推しています。理由としてはHDカバルドンへの乱数が有利であること、そもそも草技は連打する機会が少なくCが下がってもすぐ交換するため問題ないことがあります。

花びらの舞とギガドレインの採用理由としては安定して火力が出せることがありますが、花びらの舞は技固定により相手の起点になりやすい。ギガドレインはそもそも火力不足という難点がなります。

 

選択枠その2については、基本的に変化技を選択肢として入れています。4ウェポンのスカーフフシギバナも弱くは無いですが、個人的にスカーフポケモンの変化技はダイマを切った際に「ダイウォール→ダイマ解除でスカーフによる奇襲」という動きができるため必須級であると考えています。

その中でも毒々は、スカーフポケモンの天敵である耐久ポケモンに刺しやすい技であるため優先度も高いと考えています。

堪えるについては相手のダイマを枯らしたり、日本晴れで高速ダイマアタッカーになるというオシャレムーブも可能です。ここら辺は構築との相性を考えて決めるのが良いでしょう。

 

 

【まとめ】

 

以上がスカーフフシギバナの説明になります。

文章ばかりで伝わりにくい点も多々あるかとは思いますが、スカーフフシギバナの強さが少しでも多くの人に伝われば嬉しいです。

 

完全に私事ですが、今年から社会人になりまだ仕事の忙しさに慣れ切っていません。そのためポケモンも満足にできておらず十分な順位の構築記事もあげることは難しそうです。

それでもこのような強いと感じたポケモンの記事を少しずつまとめていけたらと思っておりますので、これからもよろしくお願い致します。

 

ここまでで質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までよろしくお願いします。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました!