こんにちは。もやしきのこです。
今回もシーズンで使用した構築をまとめていきたいと思います。
よろしくお願いします。
【PTコンセプト】
今回は自分の好きな受けループ偽装です。
とは言っても、初めから受けることを放棄した受けループ偽装ではありません。受け回すことが困難な構築に対して「見えない攻めの要素」で誤魔化していくことをコンセプトに据えています。
そのため、多くのポケモンは普通の受けポケの型での採用になっています。最低限の受ける範囲は確保しつつ、その不要となった努力値や技スペース、持ち物などに攻めの要素を盛り込んだ形となります。
【個体紹介】
1.エアームド
持ち物 弱点保険
特性 頑丈
性格 腕白
調整 H244 B236 S28
実数値 171-100-209-×-90-94
技構成 ブレイブバード/ボディプレス/鉄壁/羽休め
相棒枠。砕けません。
今回は水ウーラオスやホルードの雷パンチなど抜群技が多く飛んでくる環境であると感じていたので、受けが無理になった際の誤魔化し範囲を広げるために弱点保険を持たせています。
受けに支障が出ない範囲でBを削りSに振っています。S実数値94はS1段階上昇で最速パッチラゴン+2にすることができるので、ダイマを切った後にパッチラゴンを受けることができるようになります。
かっこいい色個体はペクチンさんからお誘いを頂き手に入れました。本当にありがとうございます。
2.ハピナス
持ち物 食べ残し
特性 自然回復
性格 穏やか
調整 H4 B252 C4 D116 S132
実数値 331-13-62-96-187-92
技構成 トライアタック/火炎放射/瞑想/卵産み
特殊受け。
Sは36振りハッサム抜きです。これにより、シーズン中盤に多かったヒトムハッサムの面倒臭い並びを1匹である程度相手取ることができるようになりました。4振りエアームドを抜くことができる点でもかなり偉いです。
また、自分のプレイングが甘いということもありますが物理ポケモンに対してダイマックスをして無理やり突っ込ませる場面も少なくなかったため、B振りは存分に生かされたのではないかと思います。
今期は瞑想の積み合いになる場面が多いと感じ、そこで確率的有利を取るために一時期はピントレンズを持たせていました。しかし、そんなものは必要ない程トライアタックで押していける場面ばかりだったため、安定感を高める食べ残しに戻りました。
3.サイドン
持ち物 進化の奇跡
特性 石頭
性格 わんぱく
調整 HB252 A4
実数値 212-151-189-×-65-60
技構成 ロックブラスト/地震/寝言/眠る
パッチラゴン受け。
前シーズンで使っている方がいて面白いと感じ、参考にさせて頂きました。
参考元ではロックブラストを角ドリルで採用しているのですが、受けループに一撃技を採用するのはコンセプト的に矛盾を感じることや、寝言ロックブラストでバタフリー対策になるという理由でロックブラストを採用しています。
4.ランクルス
持ち物 火炎玉
特性 マジックガード
性格 図太い
調整 H252 B236 S20
実数値 217-63-137-145-105-53
技構成 サイコショック/気合玉/瞑想/自己再生
最終日2日前までは身代わりドヒドイデだった枠。
ドヒドイデに比べると受ける範囲が狭まりますが、誤魔化しとしての範囲は広がるためこちらの採用となりました。
色個体は遥か昔の高校時代に友人から貰った個体を引っ張り出して使用しています。最近は連絡も取っていませんが、元気に楽しくやっているでしょうか。
5.ブルンゲル
持ち物 こだわりスカーフ
特性 貯水
性格 控えめ
調整 CS252 B4
実数値 175-58-91-150-125-112
誤魔化しの化身。
受けに対して非常に強い悪ウーラオスやサザンドラ、ポリゴンZなどに対する誤魔化しを行います。
ポリゴンZに対しては潮吹きで8割ほどしか入りませんが、その前に悪巧みに合わせてある程度削ってしまえば死に出しで吹き飛ばすことができるため、十分な火力であると言えます。
道連れの枠は最後までトリックと迷いましたが、受けポケの対策はランクルスとピクシーで間に合っていると感じ道連れで採用し続けました。
これは要らない話ですが、BW時代から自分は性格と1V程の軽い厳選をしてバトルサブウェイに毎日挑んでいました。その頃スカーフ潮吹きが使えるブルンゲルを見つけて「絶対強いやつじゃん!」と育成したものの、物の見事にクソザコだったという思い出があります。そんな思い出があって、今スカーフブルンゲルを活躍させられたと考えると非常に感慨深いものがあると感じました。
6.ピクシー
持ち物 パワフルハーブ
特性 天然
性格 控えめ
調整 H244 B220 C36 D4 S4
実数値 201-67-121-132-111-81
技構成 ムーンフォース/メテオビーム/コスモパワー/月の光
最終日2日前までHBモロバレルだった枠。
最低限の悪ウーラオス対策として採用しましたが、技スペと持ち物が余ったのでメテオビームを採用しました。この調整のメテオビームはH4振りアローラキュウコンに対して確定1発を取ることができるので、初手零度をしてくる無礼者を吹き飛ばすことができます。
もちろん1発で零度を当てられてしまえば終わりですが、その場合キレて運負けツイートをすることで対策としていました。
実際メテオビームはキュウコン対策の他に単純な火力アップ技として考えており、この構成で瞑想などを採用するよりかはよっぽど使い勝手が良かったように感じられました。
みなさんもメテオビームピクシーで対戦相手に2重の意味で宇宙を見せてやりましょう。
【まとめ】
構築としての結果は終盤最高400位程。最終は溶かすまで潜ったためドベカスとなりました。しかし、好きなポケモンと共に潜れたので非常に楽しいシーズンでした。
構築の使用感としては、受けきる場面と誤魔化す場面における頭の切り替えが難しく、非常に扱いが難しい構築だったと感じました。そのため使いこなせずプレイングで負ける試合もしばしばだったため、まだまだ修行が足りないと感じるシーズンでした。
10月は杜のヨウカンオフがあり、存分に楽しむために構築を温めていきたいと思います。また宮城のポケ勢と会えるのが楽しみで楽しみでしょうがないです。
構築の内容は以上になります。
質問や間違いなどありましたら、Twitter(@MMYYSSNAO)までよろしくお願いします。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!