PTコンセプトは添えるだけ

ポケモンが好き

ゲロアーマー 剣盾S1〜S3使用 バトリボ予選1位抜け

こんにちは。

今回は、自分が剣盾開始当初からS3まで煮詰めていた構築をまとめたいと思います。

正直順位に関しては振るいませんでしたが、先日開催された第2回Battle Rebolutionでは予選を1位で抜ける事ができました。それでも決勝トーナメントは1落ち芸人でしたが、自分としてはある程度気に入っている構築であるため、読んでいただけたら幸いです。

 

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【PTコンセプト】

 

役割対象が広く、対面性能と詰ませ性能が高い最速弱点保険アーマーガア。アーマーガアと相性補完に優れており、削りをメインとしたサポート性能の高い電気玉投げつけるガマゲロゲ。この2匹から構築をスタートさせました。

 

そこから、対面構築では採用しない理由が見当たらなかった珠ミミッキュを採用。

 

受け回しを絡めた構築に対する、ある程度の回答として、電磁波身代わりドラパルトを採用。

 

ここで、ガマゲロゲを電気玉投げつける型からどくまも型へと変更しました。

 

相手のギルガルドミミッキュに対して、サイクルを有利に進めることが可能になる襷エレザードを採用。

 

バトリボの当日まで最後の枠を悩んでいましたが、最後まで答えは見つからなかったため、妥協策として準速チョッキバンギラスを採用。

 

S3最終日だけ、襷エレザードを襷リザードンに変更して使用していました。

 

 

【個体紹介】

 

1.アーマーガア

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持ち物 弱点保険

特性 ミラーアーマー

性格 陽気

努力値 HS252 d4

実数値 205-107-125-×-106-130

技構成 ブレイブバード ビルドアップ 挑発 羽休め

 

本構築のエース。

ロトムトゲキッスサザンドラなどの苦手ところに対して、ダイマックスを絡めることによりゴリ押しが可能になるため非常に強力でした。

ビルドアップと挑発による詰ませ性能も高く、物理に偏った現環境ではその性能に拍車がかかっていたように思います。

ミラーで発生する挑発の撃ち合いで勝ち筋を作るために最速。殴り合いを制すための耐久面も削ることはできませんでした。端数はサザンドラのダイバーンなどに対する乱数が動くため、Dに振っています。

対応範囲の広さ故、出さない試合はほとんどありませんでした。

 

選出率1位

ダイマックス率1位

 

 

2.ガマゲロゲ

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持ち物 食べ残し

特性 貯水

性格 穏やか

努力値 HD252 b4

実数値 212-×-96-105-139-94

技構成 熱湯 毒々 守る ステルスロック

 

弱保アーマーガアのサポーター。

基本的にガアとセットで初手に投げ、相手の削りを行いました。特性が貯水なので、一時期流行ったミミノラゴンに負けることはほぼありませんでした。タイプ補完が優秀で、ガアと一緒にクルクルして相手のダイマックスターンを枯らし切ることもしばしば。

毒々ダメージを守るで稼ぐ動きが強く、交換毒ダメージリセットに刺さるステルスロックも採用しているため完成度の高い技構成だと思います。使い慣れれば、守る読みの交換を読んで裏のポケモンにも毒々を入れるプレイングがしやすくなり、序盤のアドバンテージが稼ぎやすかった印象です。

また、守るは相手の様子見やダイマックスターンを枯らす上でも有効で、アーマーガアに対して打たれたダイバーンなどを交換で受け、守るで次のターンのダメージを軽減、という動きも多かったです。

S3中盤までは電気玉投げつける型で使用していましたが、残飯による継戦能力が高いことを評価しての返答となりました。

調整については、トゲキッスの特化珠ダイジェットを確定耐えするためにHD特化が確定で、火力は重視していないため、端数はBに振っています。

電気玉投げつけるガマゲロゲについては、別記事でまとめてあるため、もし興味のある方はこちらからお願いします。

 

http://mysknk.hatenablog.com/entry/2020/03/01/023246

 

選出率2位

ダイマックス率5位

 

 

3.ミミッキュ

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持ち物 命の珠

特性 化けの皮

性格 陽気

努力値 AS252 h4

実数値 131-142-100-×-125-162

技構成 じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞

 

特に言うことのない最強ポケモン

採用しない理由がありません。

 

選出率4位

ダイマックス率2位

 

 

4.ドラパルト

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持ち物 マゴのみ

特性 すり抜け

性格 控えめ

努力値 CS236 d36

実数値 163-×-95-165-100-192

技構成 祟り目 龍の波動 電磁波 身代わり

 

ドヒドイデミロカロスの対策として採用した電磁波祟り目ドラパルト。

基本的な動かし方としては、身代わりに対して有効打を持たないポケモンに対して身代わりを残し、身代わりを残しながら後続にも身代わりを入れ、麻痺バグ次第では突破という動きが理想になります。

ガマゲロゲによる毒々とも相性が良く、ダイマックスさせても当然強い。600族らしく何をさせても強いポケモンでした。ただし、完全に受けに特化させた個体ではないため、眠るカビゴンなどを絡めた構築に対してはそこまで強くありませんでした。

 

選出率5位

ダイマックス率4位

 

 

5.バンギラス

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持ち物 突撃チョッキ

特性 砂起こし

性格 意地っ張り

努力値 H124 A68 B4 D60 S252

実数値 191-179-131-×-128-113

技構成 ロックブラスト 噛み砕く 馬鹿力 岩石封じ

 

バトリボ当日の朝に土壇場で採用した枠。

準速である理由は、比較的重いギルガルドが襷などである場合でも上を取るためです。岩石封じ後のミミッキュを抜くのにも役立ちました。正直その他の調整は適当です。16n-1調整をして、残りを適当に振り分けました。

環境にからほとんど姿を消しましたが、バタフリー対策でストーンエッジではなくロックブラストの採用となっています。

環境初期からトゲキッス対策として扱われていただけあり、相手のトゲキッスに対するクッションとしてかなり有効でした。ほかのポケモンに対しても、数値の誤魔化しがかなり効いていて扱いやすかったです。7世代で最速バンギラスを永遠と使い続けてきてダメ感があったのも要因のひとつかもしれません。

 

選出率3位

ダイマックス率5位

 

 

6.エレザード

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持ち物 気合いの襷

特性 砂隠れ

性格 臆病

努力値 CS252 d4

実数値 137-×-72-161-115-177

技構成 10万ボルト ボルトチェンジ 草結び 蛇睨み

 

永遠に悩み続けた枠。

この枠は本当に何を入れるのが正解なのかわからず、他にも襷ヒヒダルマなどを使用していましたが、最後までしっくり来ませんでした。

エレザードを採用する利点としては、相手のギルガルドミミッキュに対して滅法強くなることがあります。

ギルガルド対面ではギルガルドからの有効打がほぼ格闘技のみになり、格闘技がなければ交代又はキングシールドを選択することが普通のプレイングになります。そこにボルトチェンジをし裏に交代をすることで、ミミッキュドラパルトで格闘技を透かす又は有利対面を作り続けることができます。格闘技を透かした場合は、次に影打ちを打たれることがほとんどなため、エレザードに戻せば無償突破まで可能になります。ミミッキュ対面についても、ボルトチェンジでアーマーガアなどに引くことで比較的安定した処理が可能です。

また、襷を持った電気枠は相手のダイジェットエースに対するストッパーとしても優秀でした。

ただ、このポケモンは出せば強いものの扱いが難しく、相手のドリュウズには麻痺を入れただけで役割が無くなってしまい、身代わりドラパルトに対しても有効打がないため、扱いはかなり慎重になりました。

 

選出率6位

ダイマックス率6位

 

 

7.リザードン

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持ち物 気合いの襷

特性 猛火

性格 せっかち(ミント使用)

努力値 H156 A4 C92 D4 S252

実数値 173-105-88-141-106-167

技構成 オーバーヒート エアスラッシュ 岩石封じ カウンター

 

最終日に血迷ってエレザードの代わりに採用したポケモン襷カウンターで相手のダイマックスギャラドスをワンパンすることができる。

エレザード以外の4匹で重かったのが、ヒヒダルマカビゴンナットレイギャラドスだったので、そこに対する選出抑制及び誘殺枠になります。

タスキカウンターをするポケモンとしてはエースバーンが非常に似ていますが、エースバーンには先制技である不意打ちがあって、リザードンにはありません。パッと見エースバーンの方がタスキカウンター枠として優れてるように見えますが、「読まれない」という理由で十分に差別化ができています。タスキカウンターの読まれるか読まれないかは、一般ポケモンのそれよりも重要です。

使用感としては、滅茶苦茶強かったです。最終日のキャスでしか使用していなかったのですが、4回ほど発生した初手のギャラドスリザードン対面では、すべてにおいて相手のダイマックスを誘発させ、カウンターによるワンパンが成功しました。適当にエアスラッシュを連打するのも強く、猛火オーバーヒートの火力も申し分ありませんでした。もっと早くから使っておくべきだったと思います。

せめて言えば、ミミッキュに殴り勝つために性格は臆病で良かったと思います。また、岩石封じは使わないため、鬼火や龍の波動などに変更した方がよかったと思います。加えて、このポケモンを本格的に使うなら、ミミッキュ以外にもう1枠程先制技を使えるポケモンが欲しいと感じました。

 

 

【選出パターン】

 

基本的に以下の2パターンになります。

 

 

1.アーマーガア+ガマゲロゲ+@1

 

コンセプトでもある基本選出。

@1枠は本当になんでもしっくり来るため、相手の構築に合わせます。@1枠の初手投げも、もちろん可能。

ほとんどがこの選出でした。

 

 

2.エレザード(リザードン)+ミミッキュ+@1

 

7世代における鉄板、メガ+襷+ミミッキュと同じ考え方。アーマーガアがどうしても選出できない場合はほとんどがこれです。@1枠に入るのはドラパルトが多かったです。

 

 

【まとめ】

まずは、第2回Battle Rebolutionでお会いした皆様、及び楽しいオフ会を開催してくださった運営の皆様、先日はありがとうございました。おかげさまで楽しい遠征になりました。

去年もバトリボには参戦していたのですが、その時はふざけてメガオニゴーリで突撃し、オポメント差で予選落ちという悔しい思い出がありました。なので今年予選抜けできたのは本当に嬉しかったです。

構築については、本当は最終2桁順位を取るまで使い続けようと思っていたのですが、他に使いたい構築ができたのでひとまずは休憩です。

正直、4月から社会人で、ポケモンを趣味としてどこまで続けられるか不安です。これからも沢山構築記事を書き続ける生活を続けたいとは思っています。

 

 

ここまでで質問や間違いなどあれば、Twitter(@MMYYSSNAO)まで連絡をお願いします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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