PTコンセプトは添えるだけ

ポケモンが好き

弱点保険アーゴヨンの調整案

こんにちは。もやしきのこです。

 

シーズン13で結果を出せなかった。

もやしきのこです。

 

悔しいので第2回東北シングルフェスタからシーズン13にかけて使用していた弱点保険アーゴヨンの調整をまとめていきたいと思います。

普通に強いのでおすすめです。

 

また、この型は努力値こそ少し違いますが第2回東北シングルフェスタで優勝することができた構築で使用していた型なので、こちらの記事も一緒に見ていただけるとよりわかりやすいかと思います。

http://mysknk.hatenablog.com/entry/2019/01/07/135147

 

 

〈調整について〉

f:id:MYSKNK:20190108143921j:image

持ち物 弱点保険

性格 臆病

努力値 H212 B156 C20 D116 S4

実数値 175-×-113-150-108-156

 

調整意図

H…定数ダメージが増えないラインでなるべく高くするために16n-1

B…A特化メガメタグロスの冷凍パンチ確定耐え、A特化ミミッキュの専用Z最高乱数切り耐え、A特化メガバシャーモの飛び膝蹴りを2連最高乱数でない限り2耐え、etc…

C…ヘドロウェーブで無振りミミッキュを確2(ビーストブーストでSを上昇させるために上げ過ぎない)

D…正確補正なし変幻自在ゲッコウガの冷凍ビーム確定耐え

S…端数(最速ビビヨン抜き)

 

 

〈解説〉

自分がCSのZを持ったアーゴヨンを使用している際に、火力と素早さが少し過剰であったり、耐久がないが故に有利対面を作っても「交換読みの悪巧みor殴ってくる読みの攻撃技」という択が発生しやすい点で非常に使いづらいと感じてしまったためこのような調整になりました。

基本的に相手の攻撃技を1発耐えながら悪巧みを積む、もしくは殴っていく型になります。

弱点保険を持たせる理由としては対面の殴り合いになった際に火力を上げながら殴り合いを制すことができる、1ターンでCを4段階上げることも可能になるなどとががあります。具体的な動きだと、相手に上を取られている場合は1発耐えて弱点保険を発動させ下から火力を上げつつ殴りビーストブーストでSを上昇させることが理想、相手の上を取っている場合は1発耐えつつ悪巧みを積みあわよくば弱点保険を発動させCを4段階上昇させながら突破しビーストブーストでSも上げるような動きが理想となります。特に耐久の高い受けポケ、主にポリゴン2クレセリアなどは役割対象であるボーマンダなどへの有効打として氷打点を持っている場合がほとんどのなため、かなり容易にCを4段階上昇させることができたと感じました。

もちろん弱点保険の性質上、発動せずに腐ってしまう場合もあるだろうと言う意見もあると思いますが、タイプ不一致のサブウェポンとして採用されやすいめざ氷や冷凍ビーム、大地の力や地震などの存在によって、かなり頻繁に発動する機会があったと感じました。

また、ここまでの説明で弱点保険を持たせるくらいならZを持たせた方が持ち物が腐らないだろうという意見も出てくるかと思いますが、瞬間的に火力を上げるZとは違い継続的に火力を上げることができる点や、他のポケモンにZ枠を割くことができるという点で十分に差別化ができると判断しています。

ちなみに対面性能もかなり高いため先発で投げることももちろん可能ですが、襷持ちや頑丈持ちにはどうしても弱いため、必要に応じてステロを撒いてからの運用をオススメします。

 

 

〈技構成について〉

 

確定枠

 

ヘドロウェーブ

安定したメインウェポンとして。

追加効果を重視するのであればヘドロ爆弾も選択肢に入りますが、ウェーブでなければ無振りミミッキュに対して確2を取る事ができないため今回はこちらで確定。

 

②大文字

ヘドウェの入らない鋼に対しての言わずと知れたサブウェポン。

こちらもヘドウェと同じように命中安定の火炎放射が選択肢に入りますが、その場合耐久に少し振ったメガメタグロスに対しての確定数が変わってしまうため今回はこちらで確定。

 

③悪巧み

能動的に火力を上げるために確定。

 

ここからは自由枠↓

 

④めざめるパワー地面(推奨)

主にヒードランに対してのピンメタになってしまいガチですが、実際ヒードランアーゴヨン対策をしているつもりの方は多いため崩しとしてかなり有効に働きました。また火力が上がった状態においてのメガルカリオなどに対して.命中安定のウェポンとしても使えるため基本的にこちらを推奨します。

 

⑤竜の波動(流星群)

PTによりますが地面タイプの突破が難しいと感じている場合は採用も検討できると思います。しかし自分が使っている限りではあまり必要になる場面はありませんでした。

 

 

〈ダメージ計算〉

※意識したものだけ簡単に。

 

〇被ダメージ

 

A特化ミミッキュのぽかぼかFT

84.5~100.0% 最高乱数切り耐え

 

A特化メガメタグロスの冷凍パンチ

81.1~96.0% 確定耐え

 

A特化メガバシャーモの飛び膝蹴り

42.8~50.8% 2連最高乱数切り確定3発

 

A特化命の珠フェローチェのドリルライナー

83.4~98.2% 確定耐え

 

性格補正なしC252ゲッコウガの一致冷凍ビーム

83.4~99.4% 確定耐え

 

性格補正なし4振り命の珠フェローチェの冷凍ビーム

74.2~87.4% 確定耐え

 

C特化ヒードランの大地の力

72.0~85.7% 確定耐え

 

〇与ダメージ

※能力上昇は基本的に非考慮。

 

ヘドロウェーブ

H4振りミミッキュ→50.3~59.5% 確定2発

無振りカプ・テテフ→82.7~99.3% 確定2発

無振りメガバシャーモ→52.2~61.9% 確定2発

無振りメガリザードンX→49.6~59.4 ステロ込みで最高乱数切り確定1発

 

大文字

無振りメガルカリオ→95.1~113.1% 乱数1発

無振りメガメタグロス→61.9~73.5% 確定2発

 

めざめるパワー地面

HD特化ヒードラン→40.4~48.4% 確定3発

 

 

〈相性の良い味方〉

 

①砕ける鎧エアームド

http://mysknk.hatenablog.com/entry/2018/07/17/173741

当然のように布教していく。

アーゴヨンの比較的苦手とする地面タイプを軒並み起点にできるため非常に優秀でした。アゴムドーで起点にできる範囲が非常に広いため、その2匹だけで非常に優秀な構築の軸になると感じました。

 

カプ・レヒレ

こちらもエアームドと同じように地面に強い枠。

龍技を基本採用しないためフィールドの効果がデメリットになりにくい。

 

カプ・テテフ

アーゴヨンの餌である鋼タイプを呼びやすい上にサイコフィールドの効果でアーゴヨンを後続の先制技で止めることが難しくなるためかなりシナジーがあると考えます。

 

 

〈最後に〉

ここまで読んでいただきありがとうございました。

かなり長くなってしまいましたが、自分をオフ優勝へ導いてくれた一員であり、弱点保険アーゴヨン自体は新しいアイディアではありませんが、対面でも動かせる非常に面白い型になっているためもし興味のある方は参考にしていただけると幸いです。普段CSアーゴヨンを使いづらいと感じている方も試しに使ってみてはいかがでしょうか。多少読みが必要になりますが、個人的にCSアーゴヨンよりも非常に使いやすい型のように感じました。

 

誤字や質問、ダメージ計算の追加などが必要な場合はTwitter(@MMYYSSNAO)のリプでご指摘をよろしくお願いします。

 

ではでは。