こんにちはもやしきのこです。
今回は昨年12月に行われた第2回東北シングルフェスタで優勝することのできた構築をまとめて行きたいと思います。
シーズン13でこの構築の改案を使っていたのですが、上手く結果を出すことができず型バレもあり勝てなくなったので公開していこうと思います。
ちなみにオフレポという名の飯テロ記事もあげているので、もし興味のある方はこちらも読んでいただけると非常に喜びます。
http://mysknk.hatenablog.com/entry/2018/12/16/174632
〈PTコンセプト〉
コンセプトとしてはカビグライムドーの受けとバシャアーゴヨンの攻めと言ったような、最近流行りの受け攻め両立した構築に見せかけています。しかし実際は崩しをふんだんに詰め込んでおり、相手からは見えない勝ち筋を無理やり上から通して行く構築になっています。
〈個体紹介〉
NN ギロチン!w
性格 意地っ張り
努力値 AS252h4
実数値 151-161-145-×-95-147
普段から受けループ偽装でお世話になっている型のグライオンになりますが、今回はいつもと違い意地っ張りでの採用となりました。以前まで陽気で採用していた理由が主にジャラランガの上から岩石封じを打つということでしたが、今回はPTにレヒレがいることにより陽気にする理由があまり無くなったと感じたため意地っ張りに変更した次第です。意地っ張りにすることにより、ボーマンダの身代わりを余程耐久に振られていない限り確定で破壊できる、岩石封じ+地震でゲッコウガを落とせるなどのメリットがあったためこのグライオンの性格は意地っ張りで確定だと思っています。努力値は持ち物、技構成についてもここから変更することがないでしょう。
このグライオンの役割は主にステロを撒き裏のポケモンの抜き性能を高めることです。特に後述するメガバシャーモを通すプランの際はこのポケモンを先発に置いてステロを撒くことがほぼ必須なため自ずと選出率も高くなりました。
本当のところはPTの並び的にこのグライオンは相手から陽気のポイヒグライオンに見えている場合が多いため、受けループ偽装に入れている時と同じようにこのポケモンだけで相手のPTを半壊させることもザラにあるかと期待していましたが、この構築においてはあまり相手のPTに刺さることが多くなかった印象。その点については偽装の難しさが出たと思います。
また、このグライオンは環境に蔓延しているゲコミミ@メガ枠の並びに非常に弱いためそもそもこいつにステロ撒きを一任している点が弱いとも感じています。しかし並びを偽装するためにこのグライオンを採用することは必須なため、やむ無し。
選出率2位
NN はいぼくしゃ
性格 やんちゃ
努力値 h28 a92 C244 S140
実数値 159-211-100-181-90-138
たぶんこの構築で1番まともなやつ。
調整についてはめざ氷バシャーモの記事をネットで漁ったものを少しいじったものになります。耐久振りグライオンの端数をAに振った地震を確定で耐えられるように少しだけHに振りました。しかし実際のところこの耐久振りが活きた機会がほとんどなかった上に、物理技をミリ耐えされることが時々あったためHの努力値はAに振ってしまった方がいいと思います。
自分もその1人ですが、最近の傾向としてバシャーモをメガボーマンダやランドロスで受けられると考えている方が多いと感じたためめざ氷で採用しました。実際めざ氷バシャは構築単位で切っている型も多く、多くの試合で全抜きを決めることができたように感じました。
実は今までバシャーモというポケモンをほとんど使ったことがなかったため、あまり知識のないまま使っていたのですが、その抜き性能の高さをひしひしと感じると同時にゲコミミを初めとした環境の厳しさ、守るや膝の見えない択ゲーに悩まされるなど強さと弱さを同時に感じ、本当に扱いの難しいポケモンだと実感させられました。扱っていて本当に疲れるポケモンなためあと半年は使いたくありません。
選出率1位
NNもえないゴミ
※写真では辻斬りになっていますがミスです。挑発で使用していました。
いつものです。
調整などはこちらの記事にまとめて書いているので下記のURLをご覧下さい。
http://mysknk.hatenablog.com/entry/2018/07/17/173741
相変わらず本当に強いポケモンですが、予選では型バレから負けに繋がる心配もありあまり選出率は高くありませんでした。しかし決勝トーナメントの3試合では全て選出することができた上に、決勝戦では試合をひっくり返してくれた一因になってくれました。やったぜ相棒!と言ってやりたいところですが、最近型バレも含め環境においてこいつの刺さりが悪い。そろそろ新しい相棒を見つけに行った方がいいかもしれませんね。
選出率4位
NN いいつりざお
追記:調整について別の記事でまとめました。
http://mysknk.hatenablog.com/entry/2019/01/08/172915
たぶん本構築1番の地雷。PTの見た目からスカーフを1点読みしてくる方も多かったため多くの人を困惑させられた。調整についてはまだ試行錯誤中のため伏せておきます。
ゲッコウガの冷Bも耐えて弱点保健を発動させる程の耐久があるため、ポリ2やレボルトなどのめざ氷を起点にガンガン火力を上げることができる。またビーストブーストではSを上げることができるため抜き性能も高くなっています。上手く扱えばC4段階upとS1段階upという化け物が誕生するので、非常にポテンシャルのある型だと感じました。
めざめるパワーは地面でヒードランで止めに来る人を逆にカモることができます。龍技が欲しくなる場面は記憶にある限りほとんどありませんでした。
今までCSのアーゴヨンは耐久が無く扱いづらいが耐久に振ると今度は抜き性能が下がると感じていたところにこの弱点保険を採用することで本当に使いやすくなりました。
選出率3位
NN フィンブル
性格 控えめ
調整 CS252b4
実数値 145-×-136-161-150-137
3シーズンほど前から好んで使っているスカーフレヒレ。この構築で少し重いゲッコウガやカバルドンを意識して採用しました。聞くに最近増加している型のようなのでそこまで語ることはないが、この構築にはあまりマッチしていないように感じました。その原因はスカーフで拘ったあとのクッションとなる引き先がカビゴンくらいしか居ないためですが、他に使い慣れたカプレヒレもいなかったためオフ当日はスカーフで採用しました。
ちなみにこのレヒレは、自分にとって初めてのオフになる前回の東北シングルフェスタに誘ってくれた先輩に貰った個体なのでこのニックネームに見覚えのある方もいるかもしれませんね。
選出率6位
NN くって寝る💤
性格 意地っ張り
調整 H148 a68 B156 d92 s44
実数値 254-152-105-×-142-56
これもまたやべーやつ
調整はネットで出てきたいくつかのカビゴンを参考にし自分の使いやすいように調整しました。テテフ受けとして機能させつつAははらだいこ後にカバルドン辺りを恩返しで確1にしSは無振りドヒドイデ抜きだったと思います。(間違っていたらごめんなさい)
リサイクルカビゴンが元から持つ対面性能、クッションとしてのサイクル性能を保ちつつはらだいこによる低速サイクルに対しての抜きエースにもなれる高い数値を活かした非常に万能な型だと感じました。グライオンを先発で出せないor出す必要のない構築に対しては基本的にこいつを初手に投げていました。
ウェポンについては安定した打点として恩返しを採用していますが、能動的に木の実圏内に入れることや単純な火力upを考えると捨て身タックルも考えられると思います。しかしそのデメリットとして受けサイクルを前にして抜きエースとして機能させる際に反動ダメージを回復するために1度リサイクルを選択しなければならなくなる場面を考慮すると抜きエースとしての性能が劣る可能性があるため、今回は恩返しを採用しています。炎のパンチはエアームド、テッカグヤ意識ですが、これはPTに合わせて地震でも可だと思います。
性能はかなり高いポケモンなのですが扱いが少々難しく、オフ当日まだ使い慣れなかった自分は予選などでもあまり選出することができませんでした。しかし決勝戦では鈍いカビゴンの上からしっかり暴れてくれたため満足です。
選出率5位
〈選出パターン〉
一応パターンはありますが、基本的に様々なPTに対して柔軟な選出ができると思います。
①グライオン+バシャーモ+エアームド
この構築の軸。
グライオンでステロを撒きバシャーモを通していく選出。バシャーモを止めに来るカバルドンやランドロスやギャラドスはエアームドで起点にして行く。グライオンが必要ない場合は代わりにカビゴンやアーゴヨンを初手に投げました。
②カビゴン+エアームド+アーゴヨン
受けサイクルに対して火力でゴリ押していく選出。ほとんどの受けサイクルはこの選出で勝つことができました。
(レヒレ…どこ…?)
〈使用感・まとめ〉
並びを参考にしている構築はもう皆さんお察しかと思いますが、例のグッドスタッフや燃やス〇ンに似た構築の偽装構築です。今まで内緒で考えていた構築だったためかなり意表のつける構築になったと感じました。ただここは地雷ポケモンの宿命だと思うのですが、元の型よりはパワーが劣る場合が多いため非常に扱いが難しい構築でした。
本当はシーズン13で改良しながらレート2000くらい取って綺麗にまとめてあげられたらと思ったのですが、その目標は叶いそうにないのが唯一心残りです。(シーズン13最終日現在)
それでもオフで初優勝できたことは本当に嬉しいです。改めましてオフを運営してくださった皆さん、一緒にオフに参加した皆さん、本当にありがとうございました。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。